税制解説 約2分で読めます
消費税の仕組みを30分で理解する ── インボイス制度対応
消費税とは
消費者が払う税金だが、納税するのは事業者。
消費者 → 商品を買う(税込11,000円)
事業者 → 消費税1,000円を預かる
事業者 → 仕入れで払った消費税を差し引いて納税
つまり事業者は「預かった消費税 - 払った消費税 = 納税額」を計算して納める。
納税義務があるのは誰?
前々年(2年前)の課税売上高が1,000万円を超えた事業者に納税義務が発生。
| 2年前の売上 | 消費税の納税 |
|---|---|
| 1,000万円以下 | 免税(納めなくてよい) |
| 1,000万円超 | 課税(納める必要あり) |
⚠️
インボイス登録した場合
インボイス発行事業者に登録すると、売上が1,000万円以下でも消費税の納税義務が発生する。
インボイス制度(2023年10月〜)
何が変わったか
取引先が消費税の仕入税額控除を受けるためには、インボイス(適格請求書)が必要になった。
免税事業者への影響
インボイスを発行できない免税事業者との取引では、取引先が消費税を控除できない。結果:
- 取引先から「インボイス登録してほしい」と求められる
- 登録すると消費税の納税義務が発生
- 登録しないと取引を断られるリスク
どうすべきか
| 状況 | 判断 |
|---|---|
| BtoB(法人相手)の取引がメイン | 登録した方がいい |
| BtoC(一般消費者相手)がメイン | 登録しなくてもOK |
| 売上が1,000万円を超えている | どのみち課税事業者なので登録 |
簡易課税 vs 本則課税
消費税の計算方法は2種類:
| 本則課税 | 簡易課税 | |
|---|---|---|
| 計算方法 | 預かった消費税 - 払った消費税 | 預かった消費税 × みなし仕入率 |
| 適用条件 | 全ての事業者 | 売上5,000万円以下 |
| 手間 | 仕入れの消費税を全て記録 | 売上だけで計算 |
💡
簡易課税が有利なケース
仕入れや経費が少ない業種(サービス業、コンサルなど)は簡易課税が有利なことが多い。税理士に計算してもらうのが確実。