経理・確定申告 約2分で読めます
青色申告のメリットと始め方 ── 65万円控除を逃すな
青色申告とは
確定申告には「白色申告」と「青色申告」の2種類がある。青色申告を選ぶだけで最大65万円の控除が受けられる。
白色 vs 青色
| 白色申告 | 青色申告 | |
|---|---|---|
| 控除 | なし | 最大65万円 |
| 記帳 | 簡易簿記 | 複式簿記 |
| 赤字の繰越 | 不可 | 3年間可能 |
| 専従者給与 | 事業専従者控除のみ | 全額経費にできる |
| 届出 | 不要 | 必要(開業後2ヶ月以内) |
| 減価償却の特例 | なし | 30万円未満を一括経費 |
💡
青色一択
会計ソフトを使えば複式簿記も自動。白色にする理由がない。
65万円控除の条件
以下の全てを満たす必要がある:
- 複式簿記で記帳
- 貸借対照表と損益計算書を確定申告書に添付
- e-Taxで申告(紙提出だと55万円に減額)
- 申告期限(3月15日)を厳守
⚠️
期限を1日でも過ぎると10万円控除に
3月15日を過ぎると65万円→10万円に激減する。余裕を持って準備を。
始め方
Step 1: 青色申告承認申請書を提出
- 新規開業: 開業後2ヶ月以内
- 白色から変更: その年の3月15日まで
- 提出先: 管轄の税務署
Step 2: 会計ソフトを導入
freee、マネーフォワード、弥生会計のいずれかを選ぶ。複式簿記は会計ソフトが自動で行う。
Step 3: 日々記帳
銀行・クレカ連携で大半は自動。現金払いのレシートだけ手入力。
Step 4: 確定申告
e-Taxで電子申告。会計ソフトから直接送信できるものが多い。
赤字の繰越が使えるケース
開業初年度は設備投資で赤字になることが多い。青色申告なら:
1年目: 赤字200万円 → 繰越
2年目: 黒字300万円 → 300万 - 200万 = 100万円に対してのみ課税
白色申告では赤字は消えてしまう。開業時から青色申告にしておくべき最大の理由。